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 更新情報

2020年9月26日
■歴史講話・定例研究発表会が開催されました

@歴史講話 13:05〜13:50
話題:江戸時代の疫病対応
講師:中田 敏子(なかた としこ)会員

疫病は、古代〜江戸時代は「疫病」、明治〜平成10年「伝染病」と呼称され、平成10年〜「感染症」に統一された。
江戸時代の代表的な疫病は、「痘瘡」・「天然痘(疱瘡・碗豆瘡・裳瘡)」
痘瘡に対する幕府の疫病認識「貴賤に関わらず感染」。流行時の対策として感染者・関係者の出仕と拝謁禁止=「遠慮」
痘瘡への対応が著名な藩は「岩国藩」・「大村藩」
岩国藩は、序病医(診断医)の任命・「発生地域」の認定・周知・通行禁止・患者の隔離・過去に汚染した痘瘡村等を「退村(のきむら)」に指定。隔離費用の負担。
大村藩は、藩費の負担による隔離療養。山目付、祓山伏等を配置し、その取り締まりにあたる事、厳重なり。男女及び士族と農工商を区別し長屋に50日隔離。
A定例研究発表会 14:00〜15:45(質疑等含む)
主題:泥谷(ひじや)一族の調査と今後の展望V
   〜泥谷一族と今福騒動とのかかわり〜
発表者:中島 眞澄(なかしま まさすみ)会員

泥谷一族は、豊後国・佐伯氏に仕えていた。やがて秋月氏の重臣として主家を支えた。秀吉の九州平定後に、秋月種実・長種親子は高鍋に国替えとなった。種実五女が、宗家18代・松浦丹後守定に嫁ぐと付き人としてやって来た。
明治維新になると一族は四散し、一部は相浦に定住した。
寛文4年(1664)に、松浦信貞が、幕府の勘定奉行に昇進。三代・泥谷留兵衛は、家老として信貞の補佐に従事した。


2020年9月16日
■役員会を行いました
9月の定例会は実施の方向で進めて参ります。
主な議題は9月の定例会でのコロナ対策についてでした。

■歴史講話・定例研究発表のご案内

日 時:9月26日(土) 13:00〜15:45
場 所:佐世保市立図書館 3階視聴覚室
資料代:200円

@歴史講話 13:05〜13:50
話題:江戸時代の疫病対応
講師:中田 敏子(なかた としこ)会員

A定例研究発表会 14:00〜15:45(質疑等含む)
主題:泥谷(ひじや)一族の調査と今後の展望V
−泥谷一族と今福騒動とのかかわり−
発表者:中島 眞澄(なかしま まさすみ)会員

※マスクを着用していない方、熱のある方、体調不良の方につきましては、入場を固くお断り致します。

→→ご案内チラシPDF


 
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